試し寝を省く
迂闊なことに、完成後に試しに寝てみるということをしなかったらひどい目にあった。
就寝時間になって「今夜からはまた床より高い位置で寝られる!」と喜んで寝たところ、バリバリと派手な音を立てて、マジックテープは帆布からあっさり剥がれた。
もう起き上がってどうにかしようという気にもならず、一部剥がれて、一部は持ちこたえての宙ぶらりんな状態で寝た。
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肅々と手縫いする
翌日、また作業に戻ることになった。
マジックテープはすべて剥がして捨てた。
捨てる前に、粘着剤を剥がして縫い付けにしようかと試みたが、これはちっとも剥がれない。
接着剤の臭いも気になったし、使うのをやめて良かった。
それで、手縫いで筒状に直に縫い付けていったが、これで全然オッケーだった。
コットを組み立てた状態で縫い付けるのはやりにくいと案じていたが、むしろ細いマジックテープをぴったり貼り合わせる方が難しかったくらいだ。
マジックテープは一切不要だった。
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一度塗った後また縫い直す
それで自分の良いと思う通りに4箇所×70cmを縫ってみた後、シート面が若干たわんでいることに気づいた。
シートはピッチピチに張って、テンションを掛けることが寝心地を良くするために必要だったのである。
それでまた、今縫ったところをほどいて一箇所ずつ縫い直していった。
4箇所といっても、補強のため一箇所につき2列縫っているので、5メートルほどまた縫って糸始末をする。
実のところ縫うよりも縫い始めと縫い終わりが手間なので、16回も手間を繰り返した。
普段であれば糸は絡まない程度でカットして、糸が途中で終わったらそこからまた糸を継ぎ足して縫うところだが、その継ぎ足しの玉留めがやりにくいのだ。
それで贅沢にも、糸が余ってももう使わないことにして、次の場所は新たな糸を用意した。
そして今度は完成後に試しに寝て確認もした。
なんかバリッと変な音がしたから、どこか外れたかもしれないが、張った布なので、音もよく響くというものだ。
持ちこたえているようだからこれで一旦よしとします。
今度こそ、コットで一晩安眠できました。