日暮れには夕食終える〜「孤独からはじめよう」中野善壽著を読んだ

2025/09/30

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「ぜんぶ、捨てれば」続編

「ぜんぶ、すてれば」の清々しさが私にはいまだに効いていて、手元に置くにはもうそれだけで充分だと思いつつ読んでみた、中野善壽氏2作目のエッセイです。

前作での肩書きは寺田倉庫CEOでしたが、その後さらに経歴は増えて、この本が出た時点の2021年には熱海のホテル再生に関わっていてホテルニューアカオCEOということになっています。

朝に2時間のお祈り

この本では中野氏の一日の過ごし方をうかがえました。

朝は結構早く日の出と共に起床して、お祈りと称して無の時間を作っています。

事業についてあれこれ考えるとか資料を読み込むとかではなくて、逆にあたまを空っぽにすることで何が大事なのか見えてくるのでしょう。

中野氏は気が短く、下した命令も朝令暮改は頻繁で、躊躇しないようです。

夕食は18時には終わっている

中野氏は夕食も早めに済ませて、就寝時にはお腹が空いているくらいにしているとのこと。

夕食の時間については、私は以前読んだ「皇の時代」本では、
「なるべく18時までに食べ終えるのがよい、それ以降に食べても身体の中の祖の人(祖先のようなもの)が食べてしまって自分の栄養にはならないから」という話がありました。

そのためこれまでそれを実行しようとしてきたのですが、あんまりうまくいきません。
せいぜいが18時から食べ始めるのがせいぜいで、普通にしていると18時前後にキッチンに行くくらいが自分のリズムに合うのです。

でも中野氏は「日暮れには食事を終えている」という感覚でいると知って、ここまで意識を変えれば、楽に18時より前にシフトしていけそうです。

実際に私が妙にお腹が空くのは15時、16時頃で、それを過ぎると今度は我慢が効いて、19時くらいにならないと夕食という感じがしなかったんですよね。

夕食時間の前倒しの意識改革ができたという意味で私には参考になった本でした。


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お部屋せまめで荷物少なめ。 それをピカピカにして暮らす。 小さな気づきを大切に、自分の心が軽くなる方向へ、少しずつ確実に前進しています。

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